絶対返す!そう思っていても友人への借金はやめた方がいい理由
お金に困って、ついつい昔なじみの友人に「1万だけ貸して!今月の給料日に絶対返すから!」とお願いをしてしまう事ってありますよね?
約束通りお金を返したから友人関係になんの問題もないと思ってるあなた。
実はそうでもないんです。
友人や親族までに借金をして人生を破滅させた人も多くいます。
今からご紹介する記事はそんな体験がかかれた貴重な内容ですので是非目を通してみてください。
私は昔から無責任な人生を歩んできました。
今思えば、怒ってくれるだけ私のことに関心を持ってくれたのだなと思います。
私は現在30代女性のキャバクラ勤務で、なんとか日々の生活をやりくりしています。友人や家族など、私に関心のある人は誰もいません。
こうなってしまったのは、私の無責任さと、「個人間で借金をしてしまった」ことにあります。
個人間の借金によって私の周りの人間関係がすべて崩れていった体験談について話したいと思います。
年を重ねるごとに借金体質に
目次
昔から責任を持つことが苦手だった
責任感がないのは生まれつきの性格だったのかもしれません。
私は昔から何かにつけて責任の重い役割や仕事につくのが苦手でした。
生徒会や部活のリーダーになるのももちろん嫌で、とにかく誰にも縛れずに生きたいと思うような子でした。
問題だったのが、その割には自分で何かをしようとせずに、人に流れされやすく何でも任せてしまう部分がありました。
また、すぐに流行に飛びつくところもあり、要するに自分の意志を持たない無責任な性格だったと思います。
流行りのものには何でもお金を使うように
大学生になり、アルバイトなどで得たお金である程度自由に遊べるようになりました。そのころから私の金使いは段々と荒くなっていったように思います。
当時流行りの服やイベント、アーティストには惜しみなくお金を使ってしまい、いつもお金がない状態でした。当時から男に貢いでもらうことを覚えたりと、人としても乱れていきました。
ただし、まだその時点では人からお金を借りたりするようなことはなく、アルバイトや交際相手からの援助でやりくりできていたと思います。
社会人になり、消費はエスカレート…
社会人になり、消費のペースはより一層エスカレートしていきます。
私は新卒で広告会社の事務として働き始めました。就活としてはうまくいったとは思いますが、そこは今までとは違う、華やかな世界でした。広告会社特有のものだったと思いますが、身に着けているのが普通よりも高くハイセンスなものばかりでした。
大学生の頃よりまた一段上のものが多く、何を勘違いしたのか「私も広告業界の人間として恥ずかしくないようにオシャレしなきゃ」と一般職の給与水準では買えないような服やカバンを買い漁ったのです。
遂に個人間で借金を始めてしまう
当然お金がなくなり、親から借金をすることに・・・
高い服やカバンを買い漁っていては当然お金がなくなります。今までは男に貢いでもらいっていましたが、当時彼氏もいなかった私が何をしたかというと、まず親に生活費をせびるようになりました。
初めは借りても1~2万円でしたが、無責任な私はお金を借りている状況ですら「また借りればいいや」と消費のスピードを緩めませんでした。
そして気づけば親からの借金は50万円にまで膨れ上がっていたのです。さすがの両親にも「あなたいい加減にしなさい!いつになったらお金返せるようになるの!」と強く叱られました。
怒られたときはさすがに反省して、一時的に消費を抑えましたが、一カ月も経つとまた元のペースに戻っていました。
両親の次は親戚や友人から借金を・・・
あれだけひどく叱られた後にまた親へお金を貸してほしいとは言えませんでした。次に向かったのは「親戚や友人」でした。
1度人からお金を借りることを覚えてしまったため、「お願いだから両親には言わないで」と約束をしてもらって親戚にお金を借りたり、「来月まで生活費がないの、少しだけ貸して!」と頼み込むことへ抵抗がなくなっており、次々とお金を借りていきました。
複数人から少額で借りてはいたものの、合計すると300万円までに金額が増えていました。ただ、それぞれが少額だったため「まあ相手も忘れて何とかなるだろう」と考えていました。
かなり無責任な話ですよね。
借金取り立て地獄が始まる
ある日突然友人から「借金返せ」の連絡が毎日来るように・・・
「みんな忘れたのかな・・・」とかなり無責任なことを考えていたころ、突然複数の友人から「いつ返してくれるのか待ってたんだけど、うやむやにしようとしてるよね?ありえないからね」と借金を返してほしい旨の連絡が来るようになりました。
あとで聞いてわかった話ですが、金を貸した友人同士でいつ言うべきか話合っていたそうです。友情を取るべきか悩んでいたようです。
一度言い出してからは、毎日のように借金返せという連絡が来るようになりました。私のスマホの画面は「借金返せ」のメッセージで埋め尽くされるようになっていきました。
友人の借金取り立てが自宅や職場にまで来るように
複数の人から借りてしまったのも失敗だったかもしれません、個別には対応しきれないほどの数のメッセージが来ていたので、段々と無視をするようになっていきました。
そのころから一緒に遊んでくれる友人は減っていったと覚えています。
そんなある日、家のチャイムがなりました。「ドン、ドン、ドン、ドン!」急にドアを強くたたく音と「家にいるんでしょー!メッセージ無視しないでもらえないかなー!」という大声が聞こえてきました。
そう、痺れを切らした友人が家まで取り立てに訪ねてきたのです。
居留守を使ってやり過ごしましたが、もう私はここには住めないと感じるようになりました。相変わらずメッセージは「借金返せ」の文字で埋め尽くされたままです。
さらに数日後、なんとその友人が職場にやってきたのです。
さすがにその場で借金は返しましたが、言い訳もできず職場の人にも私が多重債務を抱えていることがバレてしまいました。
職場にいづらくなった私はその仕事をやめて、もっと家賃の安い場所へ引っ越すことにしました。
友人を失い、さらには親戚や家族まで…
職を失った私は、割のいいキャバクラで働くようになりました。
前と違ってコツコツと返すようになりましたが、それでも友人や親戚への借金は多く残っています。そしてついに両親からトドメの一本の電話が入りました。
「親戚の○○さんから聞いたんだけど、○○さんからもお金借りたんだって?お金をなかなか返してくれないって連絡があったわよ!」
「すみません…」
「私が払っておいたけど、もう2度と顔を見せないでちょうだい。一家の恥だわ」
私は友人だけでなく、親戚や家族の信頼まで失ってしまうことになりました。友人を失った時点で心を入れ替えたつもりでしたが、すでに遅かったようです。
今となっては同窓会も呼ばれず、親戚の集まりも当然呼ばれません。生涯孤独の道を歩むことになってしまいました。
個人間の借金をした私が振り替える反省点まとめ
こうなってしまった時点で遅かったと思いますが、引き返すポイントはいくつかあったなと後悔しています。
この体験談を読んでいただいた方が私と同じようにならないためにも、私なりの反省点をまとめたいと思います。
個人間の借金の取り立てに対する借主としての適切な対応
①できるだけ早く返す
②連絡はこまめに対応する
③親に助けてもらうなどして、借入先はできるだけ一本にまとめるhttp://syakkinlabo.com/interpersonal-debt-experiences/
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